ナノ型乳酸菌nEFについて、より専門的な内容は「詳細はこちら」を参照ください
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ナノ型乳酸菌nEF®投与による肉腫細胞増殖抑制効果について、Meth-A誘発線維肉腫モデルマウスを用いて検討しました。
Meth-A接種後のマウスは、nEF10mg/Kg B.W/day投与群(図1紫色グラフ)で生存率が向上しました。

図2および図3より、Meth-A接種下においても、nEF投与によりNK(ナチュラルキラー細胞)とCTL(細胞傷害性Tリンパ球)の活性化を確認しました。
ナノ型乳酸菌nEF®の投与により、NK活性が高まり全身の細胞性免疫を刺激することで、Meth-A肉腫接種の状況下でもNKとCTLを活性化します。
ナノ型乳酸菌nEF®の投与は全身性のNKとCTLの活性化を介して、肉腫(腫瘍)の増殖を抑制することが示唆されます。
(アジア栄養学会議ACN2015発表)
乳酸菌の摂取は脾細胞のナチュラルキラー(NK)細胞活性を刺激します。
ナノ型乳酸菌nEFの摂取により、用量依存的なNK細胞の活性を確認しました。


便秘気味の日本人女性15名(平均年齢44.7歳±6.1歳)を対象に、ナノ型乳酸菌nEFを1兆個/日、1週間摂取してもらい、摂取前後の排泄状況をCAS-MT※にて評価したところ、摂取前と摂取1週間後の間に有意差が確認できました。

(試験方法)
マウス30匹を10匹ずつの3群(C/ L/ H)に分け、ナノ型乳酸菌nEFを16日間継続して強制経口投与で行う。投与開始から10日目にDSSの飲水給与を開始し、5日間DSS(1.5%濃度)を投与する。16日目に剖検し、各群のTreg細胞に関与するサイトカインの遺伝子発現解析を行った。
回腸パイエル板(iPP)および腸間膜リンパ節(MLN)リンパ球中の制御性T細胞であるTreg細胞割合の変化を検証したところ、Treg細胞の割合が高値化しました。
DSS腸炎発症マウスにナノ型乳酸菌nEFをあらかじめ投与しておくことで、DSS腸炎発症を予防できることが確認できました。
・供試動物
C57BL/6系雌性マウス 30匹(n=10)
・試験群
①生理食塩水投与対照群
(無投与対照 C群)
②nEF 2mg/kg B.W/day 投与群
(低用量 L群)
③nEF 10mg/kg B.W/day 投与群
(高用量 H群)

対照群とnEF高用量群間に有意差を認めました。

ナノ型乳酸菌nEFの腸炎予防の作用機序は、Treg細胞の割合が高値化し、Th17細胞割合が減少することによるものと示唆されます。
第70回日本栄養・食糧学会大会にて発表(2016年5月13日 於:神戸)
| 試験方法 3群(コントロール(蒸留水投与)群、非ナノ化乳酸菌投与群、ナノ型乳酸菌投与群)に分けたマウスを感染7日前から感染後21日後まで毎日強制経口投与する。ノロウイルスに感染させた後に、プラークアッセイにて糞便中ウイルス量と感染後3週間目の血清中中和抗体価の測定を行った。 |
排泄されるウイルス量が少なくなると感染リスクも弱まります。
ナノ型乳酸菌投与群は非ナノ乳酸菌投与群よりも、感染後二日目、三日目といった早い時期での糞便中ウイルスの増殖を顕著に抑制することが確認できました。

ウイルスを消失させるはたらきを数値化した中和抗体価においても、ナノ型乳酸菌投与群はより高い値を示しました。

マウスを4群(コントロール群:蒸留水投与、nEF群:ナノ型乳酸菌nEF投与、非ナノ型nEF群:ナノ化処理していないナノ型乳酸菌nEF投与、タミフル群:タミフル投与)に分け、インフルエンザウイルスを感染させる7日前から経口投与しました。
その後、感染3日後に各群の半数を剖検し、肺及び気道洗浄液のウイルスを測定しました。さらに、感染14日後に残り半数のマウスを剖検し、血清中および気道洗浄液の中和抗体価を測定しました。
感染3日後の肺及び気道のウイルス量は、nEF群でコントロール群、非ナノ型nEF群と比較し、インフルエンザウイルスを顕著に抑えることを確認しました。


感染14日後の血清中及び気道中の中和抗体価は、nEF群でコントロール群、非ナノ型nEF群、タミフル群よりも高値を示しました。


ナノ型乳酸菌nEF®の摂取により、感染初期に重要な自然免疫を活性化させ、さらに獲得免疫にも働きかけて中和抗体価を上げたことが推察されます。
薬剤のタミフルはウイル量を顕著に抑えることができますが、中和抗体価を上げることはできません。ナノ型乳酸菌nEF®を摂取することで、中和抗体価を上げることができるため、感染のリスクも低減することが期待できます。