2021.2.5 ihmg.jpサイトでは削除
自然免疫は生まれつき持つ抗体によらず、NK細胞やマクロファージ、顆粒球などが生体内の異物(細菌・ウイルス・がん細胞など)を速やかに排除する防衛機構です。
カイコを用いて植物性ナノ型乳酸菌SNKの自然免疫活性化能を試験したところ、自然免疫を活性化する多糖類以上の高い活性を示しました。
(試験協力機関:株式会社ゲノム研究所)
出典:Drug Discov. Ther..6.88-93(2012)
植物性ナノ型乳酸菌SNKは、高い自然免疫活性化能を有することで、加齢や環境の変化に伴う様々な疾病の予防に有益だと考えられます。
【参考:免疫とカイコによる自然免疫活性試験について】
カイコは自然免疫のみを持ち、薬物の体内動態が哺乳動物とよく一致しています。東京大学大学院薬学系研究科では、自然免疫を活性化する物質をカイコに注射すると、カイコの筋肉がゆっくり縮むことを発見しました。
この「免疫細胞の活性度が高いほど、カイコの筋肉の収縮度合いが大きくなる」という働きを利用することで、自然免疫活性化作用の度合いを知ることが可能になります。
